シンクライアントに関する特徴

シンクライアントとは、企業に関する情報システムにおいて、システムの利用者によって使っているコンピュータに対して最低限による機能しか持たせることなく、サーバコンピュータによって集中的にソフトウェアや業務用データなどによる資源を管理していく方式となっています。なお、そうしたシステムに用いられており、機能を絞っている低価格によるクライアント専用コンピュータとなっています。また、それぞれの従業員において手元のコンピュータに高機能なソフトウェアをいくつか導入しており、データやファイルについて保管していく形態に関しては、ソフトウェアやデータによる運用や管理について煩雑になっており、なお、従業員の数だけ高性能かつ高価なコンピュータについて用意しなければならず、コストや労力に関しては増大していく一方となっています。

パソコン紛失でもシンクライアントなら漏えいがない

パソコンを外部に持ち出してそのままパソコンを紛失してしまうことがあります。通常パソコンにはデータを保存します。パソコンそのものは数万程度でしょうから企業にとってはそれほど大きな損害ではありません。でもデータとなるとかなりの損失になることがあります。シンクライアントはパソコンそのものにデータを保存しない仕組みです。パソコンを利用するときにはその機械のハードディスクではなくサーバにアクセスします。するとそこから自分のスペースが呼び出され、必要な処理ができるようになります。もしこの機械を外部で紛失したとしても機械があるだけでデータは記録されていません。データの漏えいをしたことにはなりません。外部で作業をするときには重要なデータを持ち出すこともあるでしょうが、この仕組みであれば常にサーバに保存されています。セキュリティ上有利に運用ができます。

シンクライアントはシステムの運用コストが楽

パソコンを利用するときはOSが必要になります。OSにはサポート期間が用意されています。そのサポート期間を過ぎると問題があったとしても更新のプログラムは提供されません。その状態でネットワークにアクセスするのは大変危険な状態になってしまいます。シンクライアントはコンピュータ上にデータを記録しません。OSであったりソフトウェアなども最低限搭載しているのみになります。ですから運用コストをあまりかけずに済みます。すべての機械を一斉に更新したりすることができます。パソコンそれぞれにOSやソフトがインストールされているとOSのバージョンやソフトのバージョンが異なる場合があります。すると作業内容も異なることになります。常に同じOS、ソフトを使ってもらうことで作業内容も統一化することができます。ウイルス対策なども一括して行えます。

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